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素材を選ぶ

賃貸マンションのキッチンのリフォームをおこないました。素材としては今回塗装とダイノックシートとアイカのキッチンパネルを使いました。素材の表面もいいものが増えてきております。通常は自然素材を多く使いますが、不特定多数の賃貸物件では少し慎重に選びます。まずは耐久性があるのもの。傷のつきにくいもの。を選びます。しかし、ダイノックシートも良い柄がありました。亜鉛メッキ処理加工の黒。キッチンパネルも石目調ではあるが黒ベースの高級感を感じる色味です。ちょっとした変化ですが、とても気持ちのいいキッチン空間になります。

木元

トラス・アーキテクト株式会社
〒892-0819 鹿児島市柳町1-5-101A
TEL:099-295-0014
E-mail:info@yusukekubomi.xsrv.jp
公式LINE:@742cwmgj
Instagram : https://www.instagram.com/truss_architect/
truss architect/木元達也 note : https://note.com/trusskimoto

 

 

 

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照明計画の落ち着き

必要なところの明るさを確保する
→事務所など作業の視認性として明るさが必要な場合は室全体を照らすよう計画しますが、住宅では必要以上に照明を付けないようにしています。
例えば、食事のためのペンダントライト、読書のためのスタンドライト、絵画を照らすスポット、などふと快適に感じるものは明るすぎず落ち着きのあるトーンで空間をつくります。
その落ち着きにも、照明の色温度が深く関わります。設計でも光源を見せないようは工夫をして、その空間のためのベストな照明計画を作ります。

丸野

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格子に山並みを表現

3パターンの規則性を持たせて規則性と不規則性の融合する格子。格子はただの四角ではなく5角形の頂点をもっており、その先端部分は格子に沿って波を打つ様にした。格子の頂点の波はここからは除く事の出来ない霧島連山の山並みをあらわしている。絵画や写真ではなく、杉という素材にその表現を託している。ここは鹿児島市の繁華街にあたるかごしまプラザホテル天文館の朝食バイキング会場になる。朝の光が当たりにくいこのカウンターは実は特別な席になっている。

木元

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小屋裏の換気について

屋根断熱には屋根の通気が必須です。
断熱材や小屋裏にたまる湿気を貯めないように通気層を通して空気の流れをつくり湿気を排出します。
通気層だけではなく、空気が流れるためには空気の入口と出口が必要です。
建物が呼吸するように長く使い続けられるために大事なものです。

丸野

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アルベルゴ・ディフーゾ

日本建築家協会鹿児島地域会にてレクチャーがありました。今回は種子島在住でイタリアの建築家ジャンジャルロ・デ・カルロ事務所に勤務されていらした建築家岩下真奈美氏です。南イタリアの歴史的な風景や建築そして都市計画など、建築家ジャンジャルロ・デ・カルロ「歴史と共生する建築」を思想として受け継いでいる様なとても興味深いレクチャーでした。その中でも注目して面白いと感じたのがアルベルゴ・ディフーゾです。建築と都市計画さらに地域、豊かな地域経済まで建築家の出来る提案は日本にもたくさんあると感じます。

アルベルゴ・ディフーゾは分散型ホテルといわれる集落内の空き家をホテルとして再生し、レセプション機能を持つ拠点を中心にネットワーク化するもの。イタリアでは1980年代からあるが、それぞれの集落の伝統的な暮らしと自然環境をベースとしたサイクルツーリズム、ワイナリーなどのカリナリーツーリズム(食を軸とした観光)など個性的なアルベルゴ・ディフーゾが展開されている。太陽光などを整備したが登場し、ワーケーションなどでの利用も増加。滞在日数も伸びているという環境配慮型のアルベルゴ・ディフーゾもあるという。

【以下私の考察】建築をつくる前に歴史を知らなければならない、建築を考える前にその地域特性について知らなければならない。建築を学んできた人なら必ず叩き込まれた建築以前の思考の段階であり考察から始まる。日本においては一部の地域では美観地区や重要伝統的建造物地区などあるが、多くは戦争により焼失していまい、再建が始まったことからその勢いの市場原理主義的経済活動が優先されたことにより世界でもまれにみる経済発展と都市の発展があった。その際には歴史や地域性を問う建築家もいれば、そうでない経済成長の中での不動産主義的建築従事者が増えていたと感じる。気がつけば都市やまちの記憶というのは無くなりどこにでもあるコンビニ日本になり庶民にとっての便利大国であり、地域性を考えられなくなっていった。そんな中で育った次の世代が海外へと学び始めて日本に残った数少ない歴史や伝統に気が付き始めている。そこには経済成長だけではない豊かさを求め始めた背景もありそうです。

木元

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目地の役目

基礎や外構などでもよく使われるコンクリートですが、圧縮力には強い分引張力には弱い特性があります。
そこであらかじめ誘発目地というものを設けて「割れやすくする位置」を計画します。
建物を作る工程で必要なもの・長持ちさせるために必要なもの などなど
建物にはたくさんの工夫があって出来上がっていきます。
普段見る事のないとこを見ながら見てみても面白いかもしれません。

丸野

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