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共同住宅(マンション)設計について

トラス・アーキテクト株式会社では共同住宅(マンション等)の実績はありません。しかし、これまで数件の提案はしてきました。共同住宅では収益性が特に大事です。デザインや機能性は収益性より勝る事はありません、そうでないと成り立たないのが所謂収益物件です。ここまでは不動産業界にとって一般常識的なセオリーです。この考えは戸建の住宅とは非なるものです。戸建の住宅には収益性はありません、しかも、その費用を捻出する為には場合によっては銀行等よりお金を借り、金利を払って住むことになります。
この点において共同住宅というのは暮らしながら収益を得られる事で経済的合理性を持っていると言えます。
私たちが共同住宅に対する設計の姿勢にはこの収益性だけでなく、本来の住宅という居心地の良さ、快適性、ワクワクするようなデザイン性を提案します。そんな少しだけ良い暮らしを望む方にお勧めです。

過去の提案物件【アンビルド】
住宅地のマンション計画 | トラス・アーキテクト|鹿児島|住宅|建築|設計| (truss-a.jp)

一級建築士設計事務所
トラス・アーキテクト株式会社
〒892-0819 鹿児島市柳町1-5-101A
TEL:099-295-0014
E-mail:info@yusukekubomi.xsrv.jp
公式LINE:@742cwmgj
Instagram : https://www.instagram.com/truss_architect/

 

 

 

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小さな家具 建築と家具と設計の関係とは2

小さな建築を作りました。幅1.8m奥行80㎝高さ1.9mの商品のディスプレイ什器です。シェラトン鹿児島の1階カフェなどに移動式什器として設置致します。小さな家具ですが、扉は可動式になります.できるだけ建築のボリュームをそのまま小さくする事で住宅などの建築のスケール感のまま扉がつくのでなく、小さな建築空間を作ることができました、そのための細工が今回の難しい点でした.

■コンセプト
鹿児島の古い電車のガラス窓やボリュームをイメージ。格子は軽やかさを出す事と建具の繊細なイメージを醸し出し、商品ディスプレイ床は畳敷きとしてとても大切な贈り物をお渡しするシーンを感じてもらう。腰部分のガラス戸は全て隠し丁番で下に180度折れ下がる。上部の格子扉も跳ね上げると中間部分の空間は3本の柱が両側にあるのみで何とも不安定な緊張感も感じるがバランスをずらす事で軽やかさを感じる。全ての戸を閉じて閉店時には格子戸から桜島のシルエットが漏れる。夜だけの感動も演出した。

木元

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truss architect/木元達也 note : https://note.com/trusskimoto

 

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小さな家具 建築と家具と設計の関係とは

小さな建築を作りました。幅1.8m奥行80㎝高さ1.9mの商品のディスプレイ什器です。シェラトン鹿児島の1階カフェなどに移動式什器として設置致します。家具というと家具屋さんが作成するものと考えるかと思います。もちろん作成するのは家具屋さんです。しかし、家具の設計というものは小さな建築と言っても過言ではありません。複雑になればなるほど詳細図が必要であり、今回は可動式という事もあり移動の際に転倒しないように重量バランスも検証し作成してます。図面の枚数も15枚になりました。特に扉を開けた時に見えるイメージと閉じた時に感じる印象を変える事で様々なシーンで活躍出来ます。その為の金物の納まりであったり部分的な納まり図が多数必要でした。さらに組み立てる前に家具屋さんとの打合せ用に、パースにて組立工程の資料を作成して、作成にあたり手戻りの少ない様に検証しました。9月で納品は行いましたが、運用になるのは10月中旬ごろからかと思いますのでご期待ください。

■コンセプト
鹿児島の古い電車のガラス窓やボリュームをイメージ。格子は軽やかさを出す事と建具の繊細なイメージを醸し出し、商品ディスプレイ床は畳敷きとしてとても大切な贈り物をお渡しするシーンを感じてもらう。腰部分のガラス戸は全て隠し丁番で下に180度折れ下がる。上部の格子扉も跳ね上げると中間部分の空間は3本の柱が両側にあるのみで何とも不安定な緊張感も感じるがバランスをずらす事で軽やかさを感じる。全ての戸を閉じて閉店時には格子戸から桜島のシルエットが漏れる。夜だけの感動も演出した。

木元

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建築と旅 設計・空間・素材・自然

私たちは何を設計しているのか考えた時に、空間を構成する事で感動を与える事だと思っている。四角何かが出来ればそこは空間である、単純な箱である。モダニズムは白く四角い箱としてシンプルになって余計なものをそぎ落としていった。それはまさに帝国主義や国家権力の装飾的なものを排除する運動であった様にも感じる。シンプルになれば経済的なメリットが大きくなり、資本主義社会として合理的なものであったのかもしれない。おして自由経済を押し上げていったかのように。しかし、なぜ建築には植物が寄り添うのであるのか、なぜ、木質化するのでしょう。建築家隈研吾氏設計の那須川町馬頭広重美術館で昨今にぎわっているが、自然素材や自然のものを使う事は環境への対応(メンテナンス)が欠かせなくなる。このメンテナンスが面倒となるか、ステータスとなるか。

建築について | 那珂川町馬頭広重美術館 (hiroshige.bato.tochigi.jp)

私たちの設計では少し手の掛かる作品を生み出したいと考えています。経済合理性を追求する事も否定はできませんが、その中でちょっとした感動を与える空間でありたい。建築は旅から学ぶことが多いのです。

写真は福岡大名ガーデンシティ 2階EVホール前のひと空間

福岡大名ガーデンシティ (fukuoka-dgc.jp)

木元

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韓国 全北特別自治道 全北大学交流 日本建築家協会にて交流訪問3

JIA日本建築家協会にて韓国を訪問しました。ここは3日目は全北大学を訪問しました。鹿児島からは以前鹿児島大学の教授であった鰺坂さんが日本の住宅文化の歴史について、韓国の学生向けにレクチャーも行いました。全北大学のナム先生は昨年鹿児島大学にも来て同じく鹿児島大学の学生向けにレクチャーして頂きました。その際にこの全北大学が韓国では初の韓屋の研究をする学科がある事や全北大学内に韓屋の形式で作られた校舎や門がある事を話されていました。そして1年越しにその建築を見る事が出来ました。伝統的な文化を継承していく事の大事さを感じました。

大学のすぐ横に隣接する市の施設(カフェ・レストラン) 韓屋で建てられた

以下 ↓ webからの説明を引用

韓屋は、韓国の気候や文化に適応した独特の建築様式を持つ家屋です。特に「男屋(ナムバン)」は、男性が使用する部屋を指します。

韓屋の特徴としては、以下の点が挙げられます:

  1. オンドル:韓国独自の床暖房システムで、冬でも暖かく過ごせます。
  2. 板の間:夏は涼しく過ごせるように設計されています。
  3. 自然素材:木や土、韓紙(ハンジ)などの自然素材を使用しています。

韓屋は、身分や性別によって部屋が分かれており、男屋は主に男性が使用する部屋です。例えば、サランバン(사랑방)は男性が客を迎えるための部屋で、アンバン(안방)は女性が使用する部屋です

大学のすぐ横にある池、以前はスワンボードなどあったが、韓屋の形式に作り直された、現在は図書館になっている

 

木元

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韓国 全羅北道イクサン市 日本建築家協会にて交流訪問2

JIA日本建築家協会にて韓国を訪問しました。ここは全羅北道イクサン市。このあたりにもかつては日本人も多く住んでいました。建築の様式は同じように見えますが、微妙に違いが多いのもの面白い特徴です。軒先の鼻隠しはなく、また垂木は四角でなく丸材であり、軒先を出来るだけ伸ばしているのは気候風土が日本と近く同じように夏の日射を防ぎ、雨を防ぎ外壁を守る工夫であるとの事。レンガについても日本のでもみられる笠木部分の斜めに配置したレンガ、これにより笠木を伸ばし、外壁を守る工夫がされている。装飾の幾何学的な線の組み合わせはやはり韓国独特のものであり中国のそれにも似て非なるものである。この建物は1900年ごろにこのあたりでは有数の富豪の住宅で今でも韓屋の文化財として残っており、維持管理されている。男屋と女屋に分かれていたのはほんの100年ほど前まではそうだったかと思うと文明や文化・風習というもの変化の大きいものと実感させられた。

 

以下 ↓ webからの説明を引用

韓屋は、韓国の気候や文化に適応した独特の建築様式を持つ家屋です。特に「男屋(ナムバン)」は、男性が使用する部屋を指します。

韓屋の特徴としては、以下の点が挙げられます:

  1. オンドル:韓国独自の床暖房システムで、冬でも暖かく過ごせます。
  2. 板の間:夏は涼しく過ごせるように設計されています。
  3. 自然素材:木や土、韓紙(ハンジ)などの自然素材を使用しています。

韓屋は、身分や性別によって部屋が分かれており、男屋は主に男性が使用する部屋です。例えば、サランバン(사랑방)は男性が客を迎えるための部屋で、アンバン(안방)は女性が使用する部屋です

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