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建築設計の思想の根底のあるもの 自然であること

”夏は成長と共に木陰をつくり暑さをやわらげ、冬は燦燦と日が差し込む様、落ち葉が落ち、それは台地の肥料になり、次の生命をはぐくむ。” 建築設計の根底のある思想は「自然であること」。建築は人が作り出す人工物であり、用途があります。たとえば雨風をしのぐためのものであったり、外敵から守る為のものであったり、さらに人が集まるとそこに思想が生まれ、心の支えになる為のモニュメントであったり、権威の象徴として作られてきました。私たちが生きる現代ではこれまで不安の材料であった天変地異や不可解な現象、宇宙や生命についてなどほとんど解明されてきました。しかし、理解できない事象があるとすれば、なぜ人は「成長」を求めるのか、「成功」に執着心をもつのかという事です。自然の風景を見ていると実は自然こそが常に「成長」をしてさらに「成長」が終わったとしてもその他の生物や植物へ肥料となり生態系の「成長」は続いています。私たちも実はその一部であり、「自然であること」とは持続可能な世界にとって重要な事であり、それに反するからこそ自然からの反発を受ける事があります。
「自然であること」をものづくりの根底の思想に意識しています。

 

木元

一級建築士設計事務所
トラス・アーキテクト株式会社
〒892-0819 鹿児島市柳町1-5-101A
TEL:099-295-0014
E-mail:info@yusukekubomi.xsrv.jp
公式LINE:@742cwmgj
Instagram : https://www.instagram.com/truss_architect/

 

 

 

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什器 ディスプレイ シェラトン鹿児島 

シェラトン鹿児島に商品販売用の移動式の什器を製作しました。今回少し手直しを行いました。外国人観光客が多いこともあり高さを12㎝UPしました。また格子部分の90度にて仕上げていた鋭角な角を面取りを行いました。ちょっとした修正ですがとても大きな違いが出ます。建築では構造計算を行い、構造物の安全性を検証しながらその上でデザインや使い勝手を決定していくのが私たちの仕事であり、その他のデザインのみの業種と違うポイントでもあります。家具においても同様に検証していく事で永く愛される什器として使って頂けると思います。

その検証の積み重ねを大事にしています。
家具製作:woodscale  higashinakamura

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鹿児島の郷土料理と熊襲鍋

たまには食の話です。郷土料理というのはその地歩地方にあると思いますが何とも難しい名前の熊襲鍋を御存じでしょうか。お肉と野菜と魚を豪快に70㎝ほどの鉄鍋に入れたものです。流石に郷土料理といってもこの大きさの鍋がどこにでもあるわけではないので食べられるのは「熊襲亭」と「HOTEL&RESIDENCE南洲館」です。家庭料理ではござません。
この熊襲という名前はかつて南九州にいた豪族である熊襲族に由来しており、勇猛な部族であり日本神話の時代の事になります。そんな熊襲族が食べていただろう食事を現代でも味わえるなんて、食を通じて歴史と文化を感じる事とてもいい経験ですね。

鹿児島の郷土料理 正調さつま料理 熊襲亭 (くまそてい)

HOTEL&RESIDENCE南洲館

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コンペ みらいの福祉プロフジェクト2024 社会福祉法人

今回もみらいの福祉プロジェクトのコンペ募集があり、提案をさせて頂きました。
一昨年もチャレンジさせて頂きましたが、今年度は全額補助ではなく、8割補助となり、社会福祉法人側にとっては2割の負担の必要であり、以前よりも事業計画性を重視されていたように感じます。その為、プランについてもデザイン性を重視し理想の高い実現性の少ない計画ではなく、現状の社会福祉法人にとって地域にとって持続可能なプランである事を重視して提案致しました。

鹿屋は広大な土地面積があり、面積あたりの人口比率はとても少ない、また第1産業のであり農畜産の盛んな立地である。広大な土地を移動する事には手段が必要である。鹿屋においては交通の利便性を意識する事は重要であり、建築と交通が一緒に考えないと持続可能な運営は成り立たない。さらに昨今の行政財源の減少や交通機関の運行本数の減少や廃線など交通の手段を意識していかなければならない。そんな施設の在り方を提案しました。

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イベント展示 建築パネル トラス・タワー

イベント展示の為のパネルを作成しました。
今回のコンセプトはトラス・タワー!三角にA3のパネルの角を貼り合わせて立体をつくる。その立体が少しづつ小さくなっていく、タワーの様に、、、また、構造的に安定させるために回転のねじれを付ける。その事で三角の立体パネルが踊りだしている様に楽し気になる。イメージしたのはドバイのブルジュハリファ!その構造はとても合理的で風に対する設計が考慮されて三角の平面が少しずつねじれる事で安定している。トラス・アーキテクトのトラスももちろん三角を意味しており安定の構造を意識しています。単なるパネルであれば壁やテーブルまたはイーゼルなどに支えてもらわないと展示できませんが、今回は自立する展示を計画しました。さらに持ち運びも考慮して三角パネルは一個のパネルに収まります。持ち運びも便利なので今後も活躍しそうです。

 

 

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音楽と建築 kagoshima jazz festval

音楽と建築には深い関係性があります。音響という意味では空間が必要であり、音は空間を移動して素材にぶつかり反響したり吸収されたりする。音響設計は大学の研究課題にもなるし、講義のテーマになっている。また、文化という側面でも建築とかかわりは強い。とくにクラシックなどは権力の象徴でもあり、その室内空間は装飾を施されたものであり、そこにあつまるのも上流階級や貴族であった。その為にはデザインが必要であり、建築家がその役割を担う。JAZZは大衆向けになっていった音楽ではあるが、大人向けなイメージが強く、その為音に拘り、空間に拘りがあるのはこれまで流れもあるのだろう。今回も土日の2日間鹿児島市内天文館にてkagoshima jazz festivalが開催されていたが、街全体が音楽の街であるかの様に誰もが音に酔いしれているかのようなとても素敵な空間(街)が形成されていた。

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